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2019年 新年のご挨拶
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、当社連結子会社の一連の騒動で、サービスをご利用いただいている皆さまや株主の皆さまをはじめ、多くの方々にご心配とご迷惑をおかけする事態となりましたことを、あらためてお詫び申し上げます。
昨年6月の代表取締役社長に就任以降、企業としての信頼回復のため経営および業務執行体制を強化し、更なる成長と発展に向けた事業推進に努めてまいりました。今後も、新体制にて再定義した事業ドメイン「コミュニケーションサービス」において、「デジタルエンターテインメント」「ライブエクスペリエンス」「メディア」「スポーツ」「ウェルネス」の5領域に経営資源を集中させ、皆さまに喜んでいただけるサービスを提供するとともに、私たちにしか成し得ない成長を目指してまいります。
■”スポーツエンターテインメント元年”と定め、スポーツ事業への投資を加速させます
2019年は元号が変わる新しい節目の年です。当社においても、今年を”スポーツエンターテインメント元年”と定め、スポーツ事業への投資をより一層加速していきます。国は政策方針として、2025年までにスポーツ市場を現在の約3倍に伸ばそうとしています。当社においても、多くの人々の注目が集まる2020年に向けて、スポーツ関連ビジネスに積極的に挑戦していきたいと考えています。
昨年は、「千葉ジェッツふなばし」へのスポンサードや「FC東京」への出資を行い、”スポーツをより面白く”するということをテーマに、冠スポンサーを務めるなど、クラブのパートナーとして参加をさせていただきました。”スポーツエンターテインメント元年”と定める今年は、さらに踏み込んだ展開を構想しています。その一つが、スポーツのコミュニケーションプラットフォームの構築です。これにより、アスリートとファンの直接的な繋がりをつくり、観戦するという体験の質をより高め、選手を支援できる仕組みを作りたいと考えています。当社では、これまでにない発想とAIなどの技術を合わせて、スポーツビジネス改革の支援をさらに進めます。
■様々な分野で「コミュニケーションサービス」をローンチさせます
その他にも今年は、昨年準備を進めていた事業を一気に開花させます。「デジタルエンターテインメント」領域においては複数の新作アプリを提供開始する予定です。また「ウェルネス」領域においては、AIを活用したコンディショニングスタジオの運営を開始させ、当社として健康という分野に初進出します。「ライブエクスペリエンス」「メディア」の領域においても新規サービスを一日も早くご提供できるよう準備を進めています。
■活用が広がるAI技術を使い、ミクシィならではのコミュニケーションサービスを提供します
また、今年は様々な分野で活用が広がるAI技術の当社サービスでの活用を、さらに推し進めたいと考えています。「ウェルネス」領域のコンディショニングスタジオではAIを用いた独自のシステムを開発するほか、「スポーツ」事業においてもAI技術を応用させたサービスの開発に取り組んでいます。その他、AIとコミュニケーションを融合させた新しい取り組みもスタートさせる予定です。
2019年、当社は「ユーザーサプライズファースト」という企業理念のもと、ユーザーの皆さまに驚きや喜びをお届けできるよう、さらにグループ一丸となって取り組んでまいります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長執行役員
木村 弘毅
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