株式会社ミクシィ

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代表取締役社長 木村 弘毅代表取締役社長 木村 弘毅

2022年3月期の通期連結業績は売上高1,180億円(前期比1.0%減)、EBITDA※203億円(同25.0%減)、営業利益160億円(同29.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益102億円(同34.6%減)となりました。
スポーツセグメントの売上高は、185億円と増収になりました。スポーツ観戦事業は、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」が2020-21シーズンにBリーグ初優勝を果たしたため、スポンサー収入等が増加いたしました。公営競技事業では、共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」、競輪・オートレース車券のオンライン投票サイト「チャリロト.com」が伸長いたしました。また、ネットドリーマーズ社が運営する競馬情報サイト「netkeiba.com」においては2021年12月、MAUが過去最高の1,700万人を突破いたしました。
ライフスタイルセグメントは、「家族アルバムみてね」のマネタイズ強化や「minimo」の好調により、売上高83億円と増収になりました。
デジタルエンターテインメントセグメントは、売上高912億円と減収になりました。主力の「モンスターストライク」は、上期は前年同期比で減収となっておりましたが、8周年イベントや年末年始イベント、人気IP※とのコラボが奏功したことで、下期は前年同期比で増収となっております。

※1:償却前営業利益 ※2:Intellectual Property:知的財産

当社は2022年3月期を「種まき」、2023年3月期を「育成」、2024年3月期以降を「収穫」の期と位置付けております。今期は「育成」期として、成長の兆しが見えた事業へ追加投資を行い、事業ポートフォリオを最適化して「収穫」期における収益の最大化を目指してまいります。
スポーツセグメントの公営競技事業においては、「TIPSTAR」や「チャリロト.com」など車券販売のプラットフォームに加え、コンテンツ生成のバリューチェーンとして重要な役割を果たす競輪場運営や、それらへの送客機能となる「netkeirin」などのメディアも運営しております。各サービスは単体でも高い成長を実現しておりますが、連携してシナジーを生むことで、当社独自のポジションを確立し、さらなる成長を図ってまいります。スポーツ観戦事業においては、千葉ジェッツ、今期より連結開始となるFC東京などのチーム経営によるコンテンツの提供と、コンテンツを楽しむプラットフォームを併せ持つことでシナジーを生み、事業拡大を目指してまいります。当該市場はコロナ禍の影響で半減しておりますが、今後は以前の水準まで回復することが見込まれております。これに加えてDXの推進により、市場成長をけん引していくことができると考えております。
ライフスタイルセグメントは、「みてね」においてM&Aや出資・業務提携によるシナジーを活用したサービス拡充を行っております。今後もマネタイズ手段の拡充による「みてね経済圏」拡大を推進いたします。
デジタルエンターテインメントセグメントでは、「モンスターストライク」IPを活用した新規タイトル「モンストシリーズ」の開発を進めます。3年振りにオフラインでの開催が決まった「XFLAGPARK」を中心とするイベントやマーチャンダイジングなどメディアミックスも活用し、「モンスト経済圏」の構築と拡大を図ってまいります。
また当社は、既存事業とのシナジーによる事業拡大を目指し、M&Aや資本業務提携をはじめとした積極的な投資を継続しております。なお、この投資実績の拡大と重要性を勘案し、2022年6月の定時株主総会にて、スタートアップやファンド出資等の投資活動を事業化するための定款変更をご承認いただきました。

当社は中期経営方針のもとで、事業成長を加速するための投資を進める一方、安定的かつ継続的な株主還元に努めております。2022年3月期の1株当たり期末配当は55円、中間配当と合わせて110円を実施いたしました。2023年3月期の年間配当は、1株当たり110円を見込んでおります。
また、2022年10月より、社名を株式会社ミクシィから株式会社MIXIに変更する予定です。社名表記を新コーポレートロゴと統一し、企業として一貫性のあるブランドを発信することでブランドエクイティを高めていきたいと考えております。株主の皆さまには、これまで以上のご指導とご支援をお願い申し上げます。

代表取締役社長木村 弘毅Koki Kimura