2022年8月19日(土)、20日(日)の2日間、「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」の活動の一環として、「ミクシィ プログラミングサマーキャンプ2022」を実施いたしました。
今年のテーマは
ミクシィのエンジニアが教える「Unityで実践 ゲーム制作ステップアップ講座」
オフラインでの参加を主とし、参加者は1日目が11名、2日目が13名となり、オンラインでも数名にご参加いただきました。
本記事では、イベントの様子や生徒感想、講師の所感などを紹介します。
(両日とも同じ内容となりますので、まとめて掲載します)
イベントの目次としては下記になります。
まずミクシィについて理解が深まる動画を見ていただいたあと、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの簗瀬 洋平さまにオンラインにて登壇いただき、Unityの持つテクノロジーの可能性を伝え、生徒たちの学びの意欲向上につなげていただきました。
続いて、Unity実践に入る前に、本イベントの当社講師エンジニアである開発本部 CTO室の田那辺 輝よりゲーム開発現場でよくあるステップや用語について簡単に解説し、本日挑戦するコンテンツの内容について説明しました。なお、今回使用するテキストや教材サンプルゲームは全て田那辺が制作しています。
ここからはいよいよ実践です!
まずはSceneビューの操作を練習したのち、基本編としてCube(箱)やSphere(球)を作って、プログラムで動かしたり増やしたりといったことを講師と一緒に実践しました。章ごとにチャレンジ問題がいくつかあり、動き方が変わる別のプログラムを使ってみたり、プログラムを増やしてキーボードで操作できるようになるといった内容です。自分たちで取り組む課題を選んで、解説通りうまくできるかを試していきました。
Unityの基本的な操作やプログラム制御を習得したのち、最後は当社がこのために用意した教材のUnityデータセットを使ってゲーム作成に挑戦しました。首都高のような道を人型ロボットが駆け抜けるという奇抜な「ランゲーム」を組み立てます。最初は講師と一緒に決まった手順から進め、マップを読み込んで、キャラクターを配置して、指定のプログラムを付けて、、、と順調に組み立てていきます。そこから先は選択式になっていてチャレンジ問題にてゲームカスタマイズに挑戦しました。ゲームカスタマイズでは、フィールドアイテムをセットしたり、ライバルを出現させたりなど、よりゲーム作りに近い体験となりました。
以下、受講された生徒さんの感想、保護者コメントになります。
<生徒の感想>
・今まで主に独学で学んできて、本の内容がわからないこともあったが、今回は楽しく学ぶことができてよかった。
・今回の講座で、unityの使い方やゲームの作り方などを知ることが出来ました。 今日知ったことを今後に生かしていきたいです。
・細かい手順が書いてあり、テンポよく進めやすかったので、満足できました。
・とても楽しくUnityを学ぶことができ、満足しています。 まだ出来ていないところがあるので、家でも続きをやってみたいです。
<保護者コメント>
・本人がとても楽しかったようで、帰宅途中にPCを開いてテザリングしてまで先に進めていました。またイベントがあれば、ぜひ参加したいそうです。
・楽しかったということはもちろんのこと、ミクシィさんの本社にも行けてテンションが上がったようで、将来御社の様な会社で働きたいと言っており、非常に刺激になったようです。
・Unityは半年ほど本を見ながら自力で学んでいたのですが、途中から独学の壁を感じていたようで、最近は投げ出し気味になっていました。今回の講座で「不明点を質問できる」「ゲームを最後まで完成させる」経験をして、Unity熱が再燃したようです。
<講師陣コメント>
田那辺 輝より(写真左):今回のカリキュラムは、とても熱く気持ちを込めて作りました。。意図的にですが想いを込め過ぎてしまい、3時間では全く収まらないボリュームになりましたが、当日はいいところだけ抜粋して指導しました。今回細かく指導しなかった箇所や、選択課題を選択していない方はお家で取り組んでお友達に自慢してほしい、そして教材はテキストとしてずっと使ってほしいと伝えました。
藤井 瞭より(写真右):みなさん非常に積極的で、エディター画面をじっくり眺め、疑問をすぐに解決する姿勢がとても素敵でした。「ライバルの作り方」等の実践的なテクニックや、自分でゲームを組み上げた経験と自信を活かし、生徒のみなさまが更にステップアップ出来れば嬉しいです。
3時間という短い間でしたが、皆さん集中し有意義な時間が過ごせたと思います。田那辺のコメントにもある通り、解説しきれない部分も多くあったため、ゲームプロジェクトやテキストは各自お持ち帰りできるようにしており、家でも引き続き学ぶことができます。今回の学習が、今後の皆さまの学習の一助となれば幸いです。
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