新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
2016年は、「挑戦」をテーマにした年でした。
エンターテインメント事業においては、昨年10月で3周年を迎えたゲームアプリ「モンスターストライク」が、世界累計利用者数3500万人を突破、過去最高のアクティブユーザー数を更新することができました。これは「ユーザーサプライズファースト」を意識し、失敗を恐れず数多くの挑戦をしたからこそ実現できたことだと考えております。中でも、9月に開催した「XFLAG PARK 2016」はサーカスやオーケストラなど、これまで「モンスターストライク」を知らなかった人たちにも楽しんでいただけるコンテンツを揃え、ゲームアプリの枠を超えるイベントを作り上げることができました。さらに、その翌月には「3周年感謝キャンペーン」を実施。続いて昨年末にはYouTubeで配信中のアニメから発展した初の映画作品「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」を公開。封切りから2日で動員人数 は39万人を超え、同時公開の作品群を抑え、初登場1位でスタートを切ることができました。これまで挑戦し続けてきたメディアミックスの新しい形をひとつ具体的に実現できたと実感しております。
メディアプラットフォーム事業においては、サロン予約アプリ「minimo」が累計利用者数100万人を、チケットフリマアプリ「チケットキャンプ」が登録会員数200万人を、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」が70万人を突破するなど、それぞれのサービスが大きな発展を遂げることができました。「minimo」においては初TVCMの放送という大型のマーケティング施策にも挑戦いたしました。また、「家族アルバム みてね」は、新たにフォトブック事業にも挑戦、ご利用者数が確実に伸びてきている状況です。
ミクシィグループにとって、本年は腰を据えて各事業に取り組み、ものづくりの原点に回帰する年となります。「新しい文化を創る」という当社グループミッションのもと、新しい価値の提供を目標に、昨年挑戦した様々な施策を蒔いた種と捉え、一つ一つ丁寧に着実に育てていきたいと考えております。
エンターテインメント事業においては、引き続き、仲間とワイワイ楽しめるコミュニケーションを提供することを目的に、ゲームアプリと、それを取り巻くマーチャンダイジング、リアルイベントなどの領域において「モンスターストライク」のIP化を目指し、有機的な事業施策を実施していきたいと考えております。また、すでに開発に着手している新作のゲームアプリにつきましても、XFLAGらしい仲間とワイワイ楽しめるコミュニケーションをお届けできるものと自負しております。
メディアプラットフォーム事業においては、各サービスがより多くの皆さまにご利用いただけるよう、昨年に引き続き一つ一つ丁寧にマーケティングを実施し、人々の生活に密着し末永く使い続けていただくことを目指します。特に、「家族アルバム みてね」や「minimo」、「Find Job !」は、プロモーションを強化してまいります。「チケットキャンプ」におきましても、チケットフリマサービスが日本国内においても文化として定着するよう、これまで以上に、丁寧に実直に取り組んでまいります。
当社は今年創業20年目を迎えます。「新しい文化を創る」というミッションの実現に向けて、スマートフォンをコアに、人々の生活に”常にある”サービスの提供を目指してまいります。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長
森田 仁基
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