千葉県木更津市立清川中学校にてケータイ・インターネット安全教室を実施し、全校生徒、教職員の方々230名程対象に「ソーシャルメディア×コミュニケーションで大切なコト、必要なチカラ」についてお話させていただきました。
先生からは事前にネットワーク上のトラブルと対処方法、LINEに関するリクエストをいただいており、講演冒頭で「ソーシャルメディア×コミュニケーションで大切なコト、必要なチカラと聞いてどんなコト、チカラを思い描きますか?」という質問を投げかけた後、コミュニケーションスタイルの変遷を追いながら、昨今メディア等でも継続的にニュースとなる「ソーシャルメディアでのコミュニケーショントラブル」についてご説明しました。
従業員やアルバイトが勤務先でふざけた写真を投稿する例が後を立たず、企業が大きなダメージを被るケースが起きています。トラブルが新たなトラブルを生み、ネガティブスパイラルとなっていますが、「インターネットやソーシャルメディアの利用をやめる、禁止する」という行為では問題解決にはなりません。
「なぜトラブルが多発するのか?どうしたらよいか?」に意識を向けて、トラブルの本質について考えながら皆で共有し、行動につなげていくことがとても大切です。
情報の拡散力、影響力があるインターネット、ソーシャルメディアだからこそ、情報を扱う人の力量やモラルも問われています。
講演では理解を助けるための補助教材として、先日完成したばかりの啓発Booklet「ソーシャルメディアの歩き方 How to communicate through social media」も全校生徒の皆さんに配布させていただきました。
「子ども達や先生方には、もし自身の身に起きたら、自分の学校だったら?」に当てはめて思考を深く、具体的なケース、アクション、リスクについて考えていただきたいと思います。
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