「進んで学習し、正しい判断のできる生徒を育てる 正しく」
「明るく豊かな心を持ち、協力しあえる生徒を育てる 明るく」
「健康で、たくましく行動できる生徒を育てる 逞しく」という教育目標を掲げ、日々生徒さんを指導されていらっしゃる横須賀市立久里浜中学校にて、「ソーシャルメディアコミュニケーションで大切なこと、必要な力」と題し、全校生徒、教職員850名ほどの方々に向けて講演させていただきました。
当日は、誹謗中傷やネットいじめ、ソーシャルメディアと上手につきあうために必要な情報端末(道具)の特性、ソーシャルメディアでコミュニケーションをする際に知っていてほしい約束について、炎上してしまったトラブル事例を交えながら、お話させていただきました。
総勢850名ほどのみなさんが、体育館いっぱいに列をなして座ってくださり、お隣の方と意見交換し、考えていただくグループワークの時間では、自身の意見を発表するという自主的な手が各学年から数多く挙がり、前向きで積極的な姿勢が印象的でした。
また、それぞれの方が発表した後は、会場から自然と拍手がおこり、他者を認め、意見に耳を傾けるという空気感に包まれていました。
さまざまな学校に訪問させていただき、このような啓発講演の機会を頂戴することも多いですが、一方的に話を聞くという時間は多くても、いざという時に大勢の前で自身の考えを整理し発表するとなると、なかなかハードルが高いように感じます。
「解がない問い」に対して、自分はどう考え、何を思うのか。
自分視点をもって、ものごとの本質を見る力、感じる心も、インターネットやソーシャルメディアでコミュニケーションをする際の大切な要素だと感じます。
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