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2014.09.04

田園調布学園中等部・高等部の教員研修会にて講演、ワークショップを行いました

中高女子一貫教育、田園調布学園中等部・高等部では、中学1年生のスマホと従来の携帯電話(フィーチャーフォン)所持率は5:5、高校1年生では8:2という端末所持率ということですが、生徒指導部の先生よりご依頼を受け、教員研修会にて「次代を担う子ども達のコミュニケーション力を育むには」と題した啓発教育講演、「子ども達の生きていく力を育むために、伝えていきたい情報モラル」をテーマに、ワークショップを行いました。

講演後のWSでは、6~7名毎の7グループに分かれて「子ども達の課題や利用実態」について先生方が話し合い、意見共有後は、「学校で伝えていきたい情報モラル教育」について内容・方法・そのために必要なことなど、模造紙に纏めながら発表準備、各グループ発表という流れで進めていきました。

当校での啓発教育WSは初めての実施ということでしたが、先生方が机を並べて「子ども達の課題や利用実態」を話し合う場面では、どのグループでも日頃感じておられることをざっくばらんに吐露され、「使用時間、使い方、マナーや依存」「仲間はずれ(LINE外し)、個人情報掲載、出会いの危険性」など、子ども達の課題や実態が浮き彫りになりました。

また、意見共有からのグループ発表では、「子ども達が考えることをしなくなっている、創造力の欠如」という課題感や、「先生、生徒、保護者を巻き込んだ啓発教育の大切さ」「ネットパトロールの必要性」「子ども達の思考を深くさせる、学校で起きてしまった事例の情報共有」「自分ゴト化させる体験を積む」など、今後の授業や指導に反映できるようなトピックが挙がってきました。

当日は長時間にわたる啓発教育研修となりましたが、新学期開始前に先生方が纏まった時間に集中して議論、情報をインプットし、また新たな思いで生徒さんに向き合われることで、先生発信による啓発教育の流れ、ムーブメントが生まれることを願っております。

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