当社では、渋谷区が推進する「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」において、2022年度より一般社団法人渋谷ユナイテッドが運営する渋谷区部活動への講師派遣及び各種コンテンツの提供など、支援活動を継続して行っています。
「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」とは、渋谷区立中学校(全8校)を横断して部活動を行う同区の取り組みです。渋谷区にゆかりのある地域企業・団体が、各自の得意分野を活かして部活動を支援しています。当社はデジタル領域での支援を行っており、2023年には当社が全講座を担当する「デジタルクリエイティブ部」が発足しました。昨年度に実施したテキストプログラミングやグラフィックデザインの講座に加え、AIやセキュリティ、サウンドデザインなど、当社のリソースを活用して新たに開発したクリエイティブスキルを学べるコンテンツを提供します。
<年間カリキュラム>
- Pythonプログラミング(2023年5月)
- 情報設計デザイン(2023年6月〜7月)
- グラフィックデザイン(2023年9月〜10月)
- 会話AIロボット「Romi」プログラミング(2023年10月)
- <NEW>サウンド制作(2023年11月)
- <NEW>情報セキュリティ(2023年11月〜12月)
- <NEW>機械学習・ディープラーニング(2024年1月)
- ゲームプログラミング(2024年1月〜3月)
※<NEW>は今年度より新設したカリキュラム
「デジタルクリエイティブ部」最初のカリキュラムはPythonプログラミングです。2023年5月10日より全3回にわたり、Pythonプログラミングの基礎を学び、簡単なアプリ作成も行いました。
【1回目・2回目】Pythonの基礎を学ぶ
MIXIオリジナルのカリキュラムとソフトウェアを用いて、プログラミング言語「Python(パイソン)」の基礎をじっくり学びます。指定の文字列を入力すると、「モンスターストライク」のキャラクターが動いたり、図形がたくさん落ちてきたりと、目にも楽しい効果が現れるソフトウェアに、子どもたちも興味津々な様子でカリキュラムを進めていました。
わからない子は積極的に挙手。MIXIスタッフがサポートするほか、生徒が生徒に教えるコミュニケーションも生まれていました。
【3回目】ミニアプリを作ろう!
最終日となる3回目は、1回目・2回目の学びを活かしてシンプルなミニアプリを作成しました。予め用意してあるプログラムをベースに、子どもたちの自由な発想とこれまで学んだことを組み合わせて、オリジナルアプリを作成します。
最後は、講師が各席を回る形でアプリを紹介しました。子どもたちは少しはにかみながらも、自慢のアプリの概要やこだわりポイントを紹介。ユニークな切り口のおみくじや未来診断、人気の路線ランキング、ゲーム、学校の年間行事をまとめたアプリなど、個性あふれるアプリが多数できあがりました。部活後、「もっとやりたい!」「こんな機能を入れたい!」と話す子もおり、子どもたちのプログラミングへの興味が増している様子が見て取れました。
<部員たちの声>
- とても楽しかったです。ちょっと難しいところもあったけど、友達に助けられながらできました。
- 課題は難しかったですが、クリアするたびに達成感があったので楽しかったです。
- 楽しくて2時間が早く終わった気がしました。わかりやすくて面白かったです。
- 自分のオリジナルのプログラムを組めて楽しかったです!
- 自分でプログラミングした作品を発表できて楽しかったです。
<講師・田那辺 輝のコメント>
部活動の講師も3年目になりますが今年はさらに活気があるメンバーに集まってもらえていると感じます。別々の学校から来た同じ興味を持った仲間どうしが教えあいながら取り組めているのは大変すばらしく思います。今後さらに先輩から後輩へと学んだことを伝えていけるようにも支援していきたいと思います。
MIXIでは引き続き、次世代のIT人材を渋谷から輩出する支援を行ってまいります。
- URLをコピー コピーしました