株式会社MIXI

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REPORT

地域社会との共栄
2024.06.19

当社が2024年度も支援する渋谷区部活動「デジタルクリエイティブ部」でPythonプログラミングの授業(全3回)を実施しました

当社では、渋谷区が推進し、一般社団法人渋谷ユナイテッドが運営する「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を継続的に支援しています。

「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」とは、渋谷区立中学校(全8校)すべての生徒が参加できる同区の取り組みです。渋谷区にゆかりのある民間企業・団体が、各自の得意分野を活かして部活動の顧問と指導を請け負い、中学生に指導します。当社は2021年度より本プロジェクトへの支援を開始し、PCを使った学習や制作に取り組む「デジタルクリエイティブ部」での指導をおこなっています。

2024年度も5月より「デジタルクリエイティブ部」の活動がスタートしました。今年度は以下の9つのカリキュラムを実施します。

<2024年度カリキュラム>

  • Pythonプログラミング(2024年5月)
  • 情報設計デザイン(2024年6〜7月)
  • グラフィックデザイン(2024年7月)
  • サウンド制作(2024年9〜10月) 
  • 動画制作(2024年10月)<NEW>
  • 会話AIロボット「Romi」プログラミング(2024年11月)
  • 機械学習・ディープラーニング(2024年12月) 
  • micro:bitプログラミング(2025年1月)<NEW>
  • ゲームプログラミング(2025年1〜3月)

※<NEW>は2024年度より新設したカリキュラム

 「デジタルクリエイティブ部」最初のカリキュラムは、プログラミング言語「Python(パイソン)」の基礎を学ぶPythonプログラミングです。2024年5月8日より全3回にわたり講義をおこない、簡単なアプリも作成しました。

 Pythonは学びやすく、中学生が初めて学ぶプログラミング言語としても適しているうえ、利用シーンが広く、社会的に需要の高いプログラミング言語でもあります。そのほか渋谷区では、学校で指導する技術科のプログラミング授業としても弊社がこの教材を用いて授業支援をしているため、授業・部活動間で一貫した学習になっています。

【第1回】Pythonの基礎を学ぶ

 MIXIオリジナルのカリキュラムとソフトウェアを用いて、Pythonの基礎をじっくり学びます。

 MIXIオリジナルのソフトウェアは、初めてプログラミング言語を学ぶ場合でも感覚的に理解できるよう設計しています。入力したプログラムを実行すると「モンスターストライク」のキャラクターが動いたり、3Dグラフィックが組み上がったりする目に楽しい要素のほか、入力したコードの誤りを見つけやすい配慮があるなど、工夫を凝らしたソフトウェアに、部員たちは興味津々な様子で課題に取り組んでいました。

【第2回】Pythonの基礎を学ぶ

 2回も引き続き基礎を学んでいきます。関数を習ったあとに、それを活用した応用課題に取り組むことで、入力したプログラムの動きを実感することができます。わからない子は積極的に挙手。MIXIスタッフがサポートするほか、生徒が生徒に教えるコミュニケーションも生まれていました。

【第3回】ミニアプリを作ろう!

 最終日となる第3回は、第1回・第2回の学びを活かしてシンプルなミニアプリを作成しました。予め用意してあるプログラムをベースに、これまで学んだことを組み合わせて、自由な発想でアプリを作成していきます。ユニークな切り口のおみくじや未来診断など、個性あふれるアプリが多数できあがり、講師が席を回る形で部員たちに発表していただきました。

 最後に、プログラミングのための文字入力がスムーズに行えるよう開発したオリジナルのタイピングソフトウェアを用いてタイピング練習を行いました。入力時間を競う要素があるためか、部員たちは夢中になってタイピングに取り組んでいました。

<部員たちの声>

  • Pythonプログラミングを初めてやってとても楽しかった。
  • これからも自主的に自分のアイデアを作品にしてみたい。
  • 良い作品をつくれて楽しかったです。
  • 少し手を加えるだけで作品が作れるのが楽しかったです。
  • 今回学んだ事を生かしてもう少し難しい事にチャレンジしたいです。

<講師・田那辺 輝のコメント>

今年度の部員はたくさんの新1年生の参加のほか、昨年度の部員さんたちも2年目として2、3年生にも多数参加してくれました。今年はさらに活発で賑やかに取り組めている印象で、初日では集まった会場で何人かで友達も参加していることが分かって盛り上がる場面や、腕自慢な部員が周りに教える様子が伺えました。今後さらに部員が活躍できる部に進化していけるよう支援していきたいと思います。

<講師・藤井 瞭のコメント>

第2回では 先輩部員から新1年生に向けて昨年度作ったゲーム・アプリを発表してもらいました。学びの先にある面白さや憧れを感じていただき、良いコミュニケーションになったと思います。また全3回の終了後、自宅でもプログラミングを継続したいという声をいただきました。これからも、部員たちが特別な体験を通じて新しい発見ができる場を提供したいと思います。

MIXIでは引き続き、次世代のIT人材を渋谷から輩出する支援を行ってまいります。

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