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REPORT

地域社会との共栄
2025.03.31

実践女子学園中学校高等学校 中3〜高2の授業支援を実施しました

当社はサステナビリティ活動の一環として、2019年度より当社が所在する渋谷区内の中学校に対し、プログラミング及びICT学習支援、オリジナル学習コンテンツの提供、部活動支援など、さまざまな支援活動を行っています。

実践女子学園へのプログラミング学習支援は2021年より行っており、本校は渋谷区立中学校より1学年のクラス数が多いため、「カリキュラムと教材提供」をメインで行い、各クラス1時間ずつ、MIXI社員が授業支援を実施しています。2021年から中学3年生全員に対しLuaプログラミング、2023年から高校2年生の選択発展クラスに対しPythonアプリ制作、そして今年度はさらに高校1年生全員に対し新たにmicro:bitを活用した授業を追加し、3学年に渡り当社が支援を行っています。

・<NEW>高1情報科 Pythonプログラミングを用いてmicro:bitを制御
 今年度は高校1年生の情報科にて、ミニコンピュータのmicro:bitをPython言語で制御し、加速度センサーや照度センサーを使ったアプリや小さなLEDディスプレイを使ってゲームを動かす、という授業を実施しました。また、テキストに沿ってサウンドプレイヤーを組み立てることでbeep音で音階が鳴り、自分の好きなメロディを鳴らすプログラミングにも挑戦しました。

・高2情報科 Pythonプログラミング実践学習
 高校2年生情報科選択クラスにて、Pythonプログラミング授業を実施しました。MIXIオリジナルの学習ソフトウェアとカリキュラムを使った全5時間程度の授業で初めに文法の学習や3D空間でキャラクターを動かすプログラミングについて先生主導のもと指導いただき、3時間目にMIXI社員が指導。弊社のサンプルプログラムを用いて、生徒たちの考えたテーマを表現する地図情報アプリを完成させるという課題に取り組みました。

・中3技術科 Luaプログラミング学習
 中学3年生技術科にて、テキストプログラミングの入門向けにMIXIオリジナルの学習ソフトウェアとカリキュラムによるLua言語のプログラミング学習授業を実施しました。全7時間の授業内容で、初めは画面のボタンでプログラムコードを呼び出して取り組む3Dキャラクター制御を楽しく学習したのち、分岐や繰り返し処理等の制御文を学んでいくカリキュラムを先生主導のもと指導いただき、4時間目にMIXI社員が指導。アニメーションや関数について解説、図形を動かすプログラミングの課題に取り組みました。

今年度の支援はこれにて終了となりますが、次年度以降も引き続き支援を継続する予定です。
以下、講師の声をご紹介します。

<講師・田那辺 輝の声>
今年度から始まった高1情報科の指導によって中3から3年間を通してのMIXIのプログラミング指導を行うこととなりました。先生も生徒さんもみなさんが課題や技能に対してとても意欲的なため支援も捗ります。
各年度ごとで取り組んでいるテーマや課題は、学年に合わせながらやりごたえが多く含まれるように構成したカリキュラムの提供と、全てのクラスに私たちが1度づつ授業を行えるように訪問をしています。1クラスあたり全7日や5日ある授業予定のうちで比較的難しい課題の日に訪問していますが、それでも生徒のみなさんが、成功して喜びさらに発展させて楽しんでいたり、難しいときに理解しようと試したり、わからないところを挙手して必ず解決しようと積極的に学んでいる様子がとても印象的です。毎年会って支援し学びが深まっていく様子を間近で見られるのが楽しみです。

MIXIでは引き続き、プログラミング学習支援を行ってまいります。