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プレスリリース
2018.04.02

京都大学、スマートヘルス社 産学共同講座設置のお知らせ~健康寿命延伸を目指し、理学療法に基づく運動プログラムが障害予防に与える効果を検証~

 国立大学法人 京都大学(京都府京都市左京区、総長:山極 壽一、以下京都大学)とミクシィグループの株式会社スマートヘルス(東京都渋谷区、代表取締役:荻野 泰弘、以下スマートヘルス社)は、41日より理学療法に基づく運動プログラムが障害予防に与える効果を検証するため、産学共同講座を京都大学大学院医学研究科に設置しました。

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 本産学共同講座では、京都大学大学院医学研究科の臨床バイオメカニクス研究室(教授:市橋 則明、以下バイオメカニクス研究室)が、理学療法に基づき健康寿命延伸を目指す運動プログラムを開発、スマートヘルス社が運営する施設で実施し、実施者データを収集します。そのデータをバイオメカニクス研究室が解析、「実施者の属性」*1や「身体の状態」*2ごとに当該運動プログラムが障害予防に与える効果を検証します。尚、期間は平成35331日までの5年間を予定しています。
*1)年齢・性別など (*2)体組成、身体の歪み、筋肉の状態など

 今後、スマートヘルス社においてはサービスを提供する実店舗のオープンやヘルスケアアプリの提供、サービス利用者のPHR*3を蓄積したデータベースの構築など、多角的なアプローチで日本の健康寿命延伸に取り組む方針です。本産学共同講座で得られた成果をサービス開発に活かしてまいります。
*3Personal Health Record

名称

予防理学療法学講座

目的

理学療法に基づく運動プログラムが障害予防に与える効果を検証する

役割

<京都大学>
・理学療法に基づく運動プログラムの開発
・アセスメント方法の開発
・効果解析
<スマートヘルス社>
・運動プログラム実施のための施設開発
・スマートフォンアプリの開発
・データの取得・管理

期間

平成30年4月1日~平成35年3月31日


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<市橋 則明(いちはし のりあき)>
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 教授博士(医学)

略歴:神戸大学医療技術短期大学部理学療法学科助手、京都大学医療技術短期大学部理学療法学科助教授を経て2007年より現職。理学療法学及びPhysical Therapy Research編集委員長。基礎理学療法学会副代表運営幹事。

研究室:臨床バイオメカニクス研究室

【臨床バイオメカニクス研究室】<clin-biomech.hs.med.kyoto-u.ac.jp/
臨床バイオメカニクス研究室では、ヒト(若年者、高齢者、患者、スポーツ選手)の動きを光学式・磁気式モーションキャプチャシステムや床反力計、筋電図、超音波診断装置など様々な計測機器を使用し、非侵襲的に測定・分析することで、リハビリテーションや理学療法の発展に寄与することを目的に研究しています。理学療法にとって最も重要な筋、関節に及ぼす力学的特性を明らかにすることや筋特性・運動機能と動作能力との関連について解析することによって、効果的な治療法や予防法の開発を目指しています。

ミクシィグループ < mixi.co.jp >
ミクシィグループは『新しい文化を創る』をミッションに掲げ、1997年の「Find Job!」創業以来、日本発のSNSmixi」やマルチプレイで楽しめるスマホアプリ「モンスターストライク」をはじめ、コミュニケーションの可能性を広げるサービスを提供してまいりました。これからも皆さまの生活をより豊かにすべく、新たな市場の創造に挑戦し続けます。

株式会社スマートヘルス
株式会社スマートヘルスは、株式会社ミクシィの子会社として2017年に設立。『ヘルスケアを軸にした健康寿命の延伸』を目指し、「テクノロジーを駆使した身体の状態評価」と「エビデンスに基づく運動プログラム」、「ミクシィ社で培ったコミュニケーション設計のノウハウ」を融合させた新しいヘルスケア業態を展開します。加えて、ヘルスケアアプリの提供、サービス利用者のPHR*を蓄積したデータベースの構築など、多角的なアプローチで日本の健康寿命延伸に取り組む方針です。
(*)Personal Health Record

ミクシィ“mixi”mixiロゴは、株式会社ミクシィの登録商標または商標です。また、ミクシィグループ各社の会社名、サービス・製品名は各社の登録商標または商標です。

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