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2024.04.09

MIXI、渋谷区立中学校の「部活動改革」プロジェクトを今年も年間を通して支援

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〜今年度から新たに「動画制作」や「micro:bit（マイクロビット）を使ったプログラミング」を学べるコンテンツを提供〜

　株式会社MIXI（東京都渋谷区、代表取締役社長上級執行役員 CEO：木村弘毅）は、2022年4月より本格始動した、渋谷区立中学校の部活動を渋谷区にゆかりのある地域企業・団体の協力を得て学校を横断して行う同区の取り組み「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」において、昨年度に引き続きコンテンツ提供や講師派遣などの支援を行います。当社は今年度も「デジタルクリエイティブ部」において、年間を通して全ての講座を担当。昨年度に実施したテキストプログラミングやグラフィックデザインなどの講座に加え、学習用基盤micro:bit（マイクロビット）を使用したプログラミングによるデバイス制御や動画制作など、当社のリソースを活用して新たに開発したクリエイティブスキルを学べるコンテンツを提供し、渋谷区の部活動改革に協力します。

■「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」への支援について

　学校における「働き方改革」推進の必要性の高まりや少子化による生徒数の減少により、子どもたちの部活動を教育現場だけで担うことは難しくなってきています。こうした状況に対し文部科学省では、公立中学校の休日の部活動における地域連携・地域クラブ活動への移行を昨年度より本格的に開始しました。
　渋谷区では全国に先駆けて2021年11月に「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を立ち上げ、地域の企業・団体の協力を得て区立中学校全8校の生徒が参加できる合同部活動の試験実施を行いました。2022年度からは本格的な活動を開始し、今年度で3年目を迎えます。昨年度の合同部活動参加者は223人におよび、各種目で精力的な活動を行っています。

　当社は2021年の試験実施時から本プロジェクトに参画しており、昨年度は「デジタルクリエイティブ部」において、通年で全講座を担当しました。プログラミングやデザインに加えて、AIやセキュリティ、サウンドデザインなどが学べるコンテンツも新たに開発し、当社社員を講師とした部活動を展開し、前期29名、後期25名が入部。なかには中学1年生の時から継続して参加している生徒もいました。複数回実施したアンケートでは、「AIは莫大な処理を一瞬のうちに行っていてすごいなと思った」「難しそうだなと思っていたが、素材を組み合わせるだけでいい感じの音楽をつくることができて驚いた」など、部活動を通して普段では経験できない学びを得たという声が多く上がりました。
　今年度も当社の強みを生かした支援をさらに拡大し、地域社会へ貢献してまいります。

■今年度の具体的な支援内容

「デジタルクリエイティブ部」において、全日程を担当します。「プログラミング」「AI／テクノロジー」「デザイン」の3つの分野で、当社社員を講師とした部活動を年間を通して展開します。

＜実施概要（予定）＞
【コンテンツ】
■プログラミング（全8回）
・Pythonプログラミング実践と課題解決
プログラミング言語「Python」をオリジナルソフトウェアと講義で習得し課題をクリアしていきます。作品づくりを通して、言語を楽しく身につけることができます。

・オリジナルゲーム制作Pythonプログラミング
「Python」を使用して3Dグラフィックやゲームが動く仕組みを学びながら、オリジナルゲームを制作します。ゲームの企画や使用するイラストの作成など、ゲーム作りに必要となる様々な工程に挑戦できます。

■AI／テクノロジー（全8回）
・会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミング！
プログラミングツール「Romiシナリオエディター」を使ってMIXIが開発する会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミングすることができます。

・micro:bit（マイクロビット）を使ったデバイス制御　※2024年度からの新コンテンツ
様々なセンサーやLEDが制御できる学習用基盤micro:bit（マイクロビット）を使用するカリキュラムです。micro:bitを「Python」を用いてプログラミングし、光や温度などを計測する内蔵センサーやLEDランプをうまく制御して多様なコンテンツ作りに挑戦できます。

・「AI」「機械学習」を理解してアイディアを広げよう！
画像検索や検索、文章生成など実社会で今後ますます活用されていくことが予想される、AIがデータから学ぶ技術「機械学習」や、より高度な学習をする「ディープラーニング」について、デモアプリケーションを体験しながらその仕組みを学び、自らのアイディアを広げていくことに挑戦できます。