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健全なITサービスの運営
2009.10.29

安心ネットづくり促進協議会「子どもを護るために」報告書が完成しました

ミクシィは、安心ネットづくり促進協議会コミュニティサイト検証作業部会メンバーとして、コミュニティサイト利用を通じて起こっている問題の課題と対策を協議して参りました。

このたび、「子どもを護るために」報告書が完成いたしましたので、是非ご覧ください。

以下、報告書よりキーワードを抜粋しています。

コミュニティサイトの利用を契機として発生している問題と対策に関して、
・大手事業者の多くがコストをかけて取り組んでいることが、問題の拡大を防いでいる効果もあげている
・監視事業者の果たす役割は大きいと言える
・(第三者審査機関は)一定水準の利用環境やその維持に貢献している
と、現在行われている対策への一定の評価を与えました。

しかし、一方で、
・不適切な利用を目的とした大人が青少年に対してコンタクトを撮ることができないような仕組み作りが必要
・(フィルタリング)加入の促進や解除率の提言に向けた取り組みを一層加速していく必要がある
・(第三者審査機関は)社会の期待に応えていくための努力の継続が必要
と、事業者に対して具体的な効果の出る取り組みを強く求めました。

また、
・インターネットは既に社会的に不可欠なインフラとして定着している
・インターネットを悪用しようとする犯罪者がいなくなることが難しい
・(利用者は)自己防衛するための知識や能力を身につけて犯罪に対処
と、事業者や国・自治体だけに対策を委ねるのではなく、利用者にも自己の問題としての取り組みを求めています。

他にも年齢認証の確実性担保、メッセージ(ミニメール)内容の確認、実効性の検証方法といった課題について、民間だけでなく、本作業部会にオブザーバー参加している府省庁へも取り組み推進のための協力を求めています。

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