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2012.09.08

高校生熟議2012 ~スマートフォン時代の情報モラルと利活用~ in東京に参加、講演させていただきました。

9月8日(土)、高校生がスマートフォン時代の情報モラルのあり方について考え、高校生独自の視点から議論、発表するICTプロジェクト「高校生熟議2012 in東京」に参加し、講演させていただきました。(主催・共催:安心ネットづくり促進協議会、一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)、大阪私学教育情報化研究会)

 高校生熟議2012では、「スマートフォン時代の情報モラルと利活用」をテーマに高校生が集まり、東京・大阪の2会場にて行われるリアル熟議(現場熟議)を経て、文部科学省の政策創造エンジン「熟議カケアイ」のサイトにて「ガラケー派、スマホ派?」をテーマに、熟議の主役である高校生に加え教育関係者も交えて、ネット熟議が開催されています。

 第一部では、高校生が熟議の議論を深めるベースづくりとなる情報として、インターネット関連企業4社がバトンリレーでテーマを分担し、「スマートフォンに関する講演」を行いました。

弊社からは「スマホ時代の到来」と題して、日本国内での移動電話出荷台数やスマートフォン比率推移、性別、年代別スマートフォン利用率のデータを引用しながら、スマートフォン登場の時代背景や定義、OS分類についてなど、スマホ概論についてご説明させていただきました。

第二部のグループディスカッションでは、高校生が5グループに分かれ、教員の方々がファシリテーターとなって「スマホの良い点と良くない点」を付箋にメモして意見を出し合い、付箋紙を模造紙に貼り付けていくなかで、意見や考えを整理分類しながら、各グループで纏めていきました。弊社も含め、企業関係者もサポーターとして参加させていただきました。

第三部では、グループごとにディスカッションを纏めた内容を発表。トピックを説明する役、模造紙を掲げる役、総評する役など、当日初めて同じグループになった他校の高校生同士が上手に協力しながら役割分担している姿がとても印象的でした。

 また、サポーター参加させていただいた全員女子高校生のグループでは、「JKから見たスマホ」という女の子目線でのユニークな視点から、スマホの考察について発表がありました。

コミュ二ケーション力とプレゼンテーション力を育む場としても開催された高校生熟議2012は、今後、東京・大阪でのリアル熟議、ネット熟議を経て、高校生の意見を中央省庁に届けるべく、熟議の成果を代表者が提言に纏めて総務省、文部科学省にプレゼンテーションを行う予定です。

弊社も引き続き、熟議への参加協力を行ってまいります。