学校公開日となった6月最終土曜日、新橋演舞場近くに位置する中央区立銀座中学校にて、全校生徒のみなさん313名、保護者、教職員の方々85名に向けてセーフティ教室を実施し、講演させていただきました。

このセーフティ教室は継続的に学校で実施されており、誰もが加害者、被害者になる可能性があることを自覚し、犯罪にかかわることなく、安全な行動ができるようにすることをねらいに、警視庁築地警察署の方が少年犯罪についてお話されたりしているそうです。

第一部の生徒のみなさんへの講演では「携帯電話、スマートフォン、パソコン、タブレットなど、インターネットにつながる情報端末との付き合い方」や「インターネットでのコミュニケーション」、「子ども達の間で急速に普及しているスマートフォン」に焦点を充てながら、インターネット、ソーシャルメディアを安心安全に利用するために、ネットリテラシー（力）を育むことの大切さについてお話させていただきました。

第二部の保護者、教職員の方々への講演では、体育館前方に椅子を移動いただくことで保護者の方々との距離を近くに感じながら、「デジタルネイティブ世代である子ども達の実情」、「情報化、グローバル社会を生きていく子ども達のネットリテラシーを育むためにサポートいただきたいこと」について、お伝えさせていただきました。

お時間の制約上、一度にお伝えできることは限られてしまいますが、当日のお話が聴講いただいた方々の記憶に残ることで、このセーフティ教室をきっかけに日頃から相談できる親子間でのコミュニケーションが拡がり、次代を生きていく子ども達の学びや気づきの助けとなればうれしく思います。