世田谷区教育委員会よりご依頼いただき、世田谷区立小学校64校8ブロック、中学校29校4ブロックの生活指導主任対象の研修会にて「ソーシャルメディア×コミュニケーション」について講演させていただきました。

世田谷区教育委員会では区立小、中学校が一体となって、質の高い9年間の義務教育を実現する取り組み「世田谷9年教育」を推進していらっしゃいます。
この取り組みを実現するために、「授業を中心とする教育活動の質の向上」「近隣の区立小、中学校がグループ（「学び舎」または「学舎」）を構成し、共同して地域や保護者の教育力を生かした教育活動、学校運営を進めていく」「教職員の研修、研究、教育委員会の「学び舎」や学校への支援体制の充実」という3つの柱を掲げ、注力されています。

このようなお考えのもと、世田谷区教育委員会では毎年5回程度生活指導主任研修会を実施されており、今年度は、そのうちの１回として講演させていただく運びとなりました。

当日は、「インターネットトラブルの未然防止と対応」という趣旨で、実際に子ども達や企業の従業員が起こしてしまった「ソーシャルメディアコミュニケーションのトラブルケース」を見ていただきながら、「なぜトラブルが起きてしまったのか」「個人として、教育機関としてソーシャルメディアとどう向き合うか」についてお伝えさせていただきました。

昨今は子どもたちを取り巻く環境も刻々と変わりつつあり、学校の授業を通じてICT教育が徐々に進んでいると感じます。そのようななかで、子ども達の日々の気づきや学びをサポートし、流れにフィットした授業を行われる先生方のご苦労は大変なものと推察いたします。

本研修会での講演が、先生方の日々のご指導や子ども達の見守り時の参考やヒント、各学校での実務の助けとなれば幸いです。