高校生ICT Conferenceは2011年に「高校生熟議」として大阪でスタートし、2012年は東京開催を加えた17校79人の高校生が参加して情報端末やインターネットの問題について共に考え議論し、各地域の代表者が提言にまとめ、内閣府、総務省、文部科学省で発表いたしました。
今年度は開催地域を5箇所(北海道、東京、奈良、大阪、大分)に拡大し、主催・共催:一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構、安心ネットづくり促進協議会、大阪私学教育情報化研究会、後援:内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、北海道、奈良県、北海道教育委員会、奈良県教育委員会、大分県教育委員会、北海道青少年有害情報対策実行委員会、東京都高等学校情報教育研究会、奈良県高等学校情報教育研究会、大阪府高等学校情報教育研究会等により開催しています。
東京会場では、自由学園、鎌倉女学院高等学校、神奈川学園高等学校、宇都宮北高等学校、群馬県立大田東高等学校、群馬県立前橋南高等学校、水城高等学校、水戸女子高等学校(計8校)の高校生が参加されました。
第1回 プログラムでは「何が知りたい?!情報のモラルとリテラシー」というテーマで、
第一部:企業によるICTに関する講演、第二部:高校生がグループに分かれて議論、第三部:議論の内容について壇上でグループ発表という構成で進み、高校生が本テーマについて考え、議論するうえでの基礎知識、呼び水という位置づけで、「ソーシャルメディア×コミュニケーションで大切なコト、必要なチカラ」について講演させていただきました。
第二部の議論では、ファシリテーター補助として高校生の輪の中に加わらせていただきましたが、「情報モラルとリテラシーに関して今知りたいこと」について一人一人意見を出し合うなかで、お互いがさまざまな視点を共有し、初対面だった高校生が徐々にグループの和を成し、距離感が近くなっていくのを感じました。
以降第2回と続きますが、共に顔を合わせてコミュニケーションを深めていくことで、自身と違う考え方や感性を知り、お互いを分かり合うことで多様性を認めながら、豊かな議論が進んでいくことを願っています。
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