前日での東京会場に続き、高校生ICT Conference 2013 ～考えてみよう！情報モラル・情報リテラシー教育の5W１H～ in Hokkaidoに参画、講演させていただきました。

協力企業の会場をお借りした「ユビキタス協創広場U-cala（ユーカラ）」は、ＩＴ分野での産官学連携が活発な札幌エリアの地域活性化に協力するため、市民・産業・行政・ＩＴベンチャーなどと相互にコンテンツやデザイン開発、研究実践などを行っていく協創活動の「場」として開設され、大型スクリーンを備えたスペースの床材には札幌軟石を使用し、美瑛産の落葉松材のリブやベンチを多用するなど、地元北海道を意識したデザインの気持ちの良い空間です。

第一部の企業講演では、高校生が情報モラルやリテラシーについて共に考え、議論する際の前段として、「ソーシャルメディアの登場により、コミュニケーションがどのように変化してきたのか」「ソーシャルメディア×コミュニケーションでのトラブル事例、その原因、個人としてどう向き合っていくか」についてお話させていただきました。

当日は片道４時間ほどかけてカンファレンスに足を運ばれた高校生もいらっしゃいました。会場には北海道豊富高等学校、北海道石狩翔陽高等学校、北海道札幌東豊高等学校、北海道札幌平岡高等学校、北海道札幌白陵高等学校、北海道札幌真栄高等学校（計6校）が参加され、第二部のグループ議論では、ファシリテーターを中心に各自の考えや意見をポストイットに書きながら模造紙に貼り、共通項やキーワードについて思考を整理しながら、グループ発表に向けて準備を進めていました。

高校生ICT Conferenceを通じて当日出会った高校生同士が協力しながら、学びを通じて思考を深め、より多角的で広い視点、視野を身に付けていくことで、これからのインターネットやソーシャルメディアとの向き合い方を考えるきっかけとなれば、うれしく思います。