過日実施した中学1年生対象の講演に続き、生徒指導部の先生からご依頼を受けて、私立山脇学園高等学校の安全教室にて1年生240名程の皆さんに「ネット社会、情報会社に必要なチカラ『コミュニケ―ション力』と題し、講演させていただきました。

当日は収容人数900名というYAMAWAKIホール（講堂）にて、インターネットやソーシャルメディアでのコミュニケーション、情報端末特性に焦点を当てながら、不用意な投稿が招いてしまう二次被害拡大についてもお話し、自身のこととして受け止め考えることで、他山の石として学びを得てもらえるようなプログラム構成で進めました。

また、学校のご配慮で学年通信にて保護者の方々に本講演の事前案内をしていただきました。当日、会場後方には保護者の方々が出席され、高校生として情報端末の適切な使い方、コミュニケーションについてご家庭であらためてお話し合いいただくきっかけとなったようでした。

山脇学園では、生徒さんがプロフ、ブログ、ホームページ、掲示板などを作成すること、ネット上に個人情報や学校で知り得た情報を投稿すること、ソーシャルメディア利用を原則禁止とし、当校のスクールガイドには、なぜ現状そのような対応としているのかの理由も含めて生徒さんへの注意喚起を図っています。

トラブルの本質について考えて『防ぐ、守る』には、学園の生徒さんひとり一人の思考、行動を正していくことが防御となります。
本講演でのメッセージが生徒さんの心に届き、明日からの人生をどうクリエイトしていくかについて考えるための新たな気づきになればうれしく思います。