千葉県君津市立周南中学校では、「自分で考え、自分で判断し、粘り強く取り組む生徒の育成」を学校教育目標に掲げ、中学生として大切にしてほしい4つのこと「自分なりの目標をもつ」「練習は神様(練習をすれば、あらゆることを可能にしてくれる)」「今が大切(今できることに全力を尽くすこと)」「仲間が大切(家族や学級の仲間など、多くの人の支えがあって生きていくことができる)」について、校長先生が生徒さんにメッセージを発信していらっしゃいます。
そのような君津市立周南中学校にお伺いし、全校生徒および保護者220名程の方々に向けて「『コミュニケーション力』ネット社会、情報社会に必要なチカラ」のテーマで講演し、授業やご家庭で講演後の理解をさらに深めていただくために、副読本として啓発Booklet「ソーシャルメディアの歩きかた」を配布しました。
講演時には講義だけではなく、DVDを用いながら彼らと同年代もしくは少しお兄さんやお姉さんが演じる啓発ドラマを観ていただくことで、より身近な自分ごととして捉え、感じてもらうプログラム構成としていますが、「ネットいじめ」や「誹謗中傷」のドラマパートでは空気感が変わり、前方のスクリーンをじっと見つめる子ども達の眼差しは、どちらの学校に伺っても印象的な光景です。
日々の学校生活やご家庭での親子間コミュニケーションを見守り、傍らで子ども達にアドバイスすることは現実的に叶いませんが、縁あって伺った啓発教育講演でお話したことやメッセージが心に届き、彼ら自身の思考や行動、選択眼にプラスの変化を起こすことができればと思い、啓発教育活動に向き合っています。
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