栃木県の最北部に位置し、黒磯市、那須郡西那須野町、同郡塩原町の新設合併により発足した那須塩原市にある高林中学校にて、ＰＴＡ参観日に全校生徒、保護者170名程のみなさんを対象に、インターネットやソーシャルメディア、情報端末の特性を学びながら、人と人とがつながること、『コミュニケーションのチカラ』について考えるプログラムの講演をさせていただきました。

当日はあいにく大型の台風が上陸という状況でしたが、那須塩原駅から学校まで距離があるということで、教頭先生自ら自家用車で駅から送迎をしてくださり、お昼にはご用意いただいた学校給食をごちそうになりました。那須塩原市では、全ての小中学校を対象に週5日、主食、副食、牛乳の完全給食を実施しているそうです。

本プログラムでは、情報を一方的に受信するのではなく、自身でも考えて情報発信できるようになって欲しいという思いから、「コミュニケーション力があると思う人のパーソナリティや力」について、子ども達に考えてもらう時間をもちました。

土地柄もあり、おとなしく素直な生徒さん達は、自身から手を挙げて積極的に発表するのはハードルが高そうに見えましたが、前列の子ども達にマイクを運び、投げかけると、次第に声が返ってきました。

講演当日はＰＴＡ参観日ということもあり、体育館後方には保護者の方々も出席され、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。講演を通じて、ネット社会や情報社会がもつ利便性や可能性、コミュニケーションの愉しさとともに、利用時間や利用環境、利用する道具（情報端末）の安全な使い方とルールについて、ご家庭でもお子さまと話していただきたいと思います。