プログラミングやゲーム作りを通じて、デジタルネイティブの子ども達に『インターネットの可能性や子ども達自身のチカラを信じて、新たな世界を広げるようなワクワク体験をしてほしい』という思いに端を発し、インターネットというコミュニケーションの世界で「人と人とのつながり」を提案し、「全ての人に心地よいつながりを」をコーポレートミッションに掲げている当社とIT・ものづくり教室を開講している『Qremo』が共同で、小中学生対象に「Kids Co-Creative Workshop」を実施いたしました。
当日は、ミクシィのスタッフが憩いの場として利用しているコラボレーションスペースを開放し、ひっぱりハンティングRPG『モンスターストライク』のキャラクター素材を使って、小学生でも簡単なマウス操作だけでプログラミングできる「Scratch」でオリジナルゲーム作りにチャレンジしてもらいました。
全体説明の後は、80分間のゲーム制作。
各グループには指導者がつき、子どもたちに適宜アドバイスやフォローをしながら進めます。プログラミング初挑戦の子どもたちから手慣れた経験者まで、子どもたちはテキストを参考にしながらそれぞれ思い思いに手を動かし、ゲームを組み立てて、集中して画面に向かっていました。
休憩の後は、子どもたちの作品発表。
5グループの代表が一人ずつ前に出て、自身が作ったゲームについてプレゼンテーションをしました。独創的な動きをするゲームや敵の出現率を変えたゲーム、BGMをつけて動きを派手にしたインパクトのあるゲーム、二人でプレイできるゲーム等。
モンスターストライクの担当プロデューサーも、笑顔で子どもたちひとり一人にコメントとエールを送っていました。
ゲーム作りの後は、ミクシィが小学生~高校生を対象に行っている啓発教育講演「インターネットやソーシャルメディア、ネットにつながる情報端末の特性を学びながら、人と人とはつながること、『コミュニケーションのチカラ』について考えるプログラム」をダイジェストでお伝えしました。
子どもたちの付き添いで同伴くださった保護者の方々はメモをとり、大きく頷きながら熱心に耳を傾けてくださいました。
Kids Co-Creative Workshopを通じてプログラミングに触れ、愉しみながら学ぶ体験をするだけでなく、インターネットやソーシャルメディア、情報端末との適切な関わり方についても、子ども達や保護者の方々が考えるきっかけやコミュニケーションを深めていただける一日となったようです。また、メディアの方々も子どもたちのテーブル傍に座り、Workshopを体験し、取材いただきました。
参加された保護者からは、「パソコン等々、生活の中に当たり前のようにあるツールとなっているので、「もの」がどのように制御されているのかなどを体験し、興味をもつことは、今後大切なことだと思う」
「ゲーム大好きなのですが、ただ遊ぶだけでなく、どのように作られているのか?仕組みに関心を持たせるいいチャンスだと思い申し込みました。心地良い空間で、ゲームが大好きなお友達と一緒に楽しい時間を過ごせたようで感謝しています。ありがとうございます。インターネット利用に関してのモラル講義も大変よかったです。ありがとうございました。」
「インターネットを使わせるのが心配だったので、実際に企業の方からしっかりとお伝えしてもらえて、貴重な機会でした。改めて、こういった教育もしっかりしていこうと思いました。」という声をいただきました。
学齢の低い子どもたちと保護者の方々が当社に来社するのは今回が初めてでしたが、遊び×学びを通して愉しい時間を過ごしていただけたようで、企画担当としてはホッと一安心いたしました。Wokshopに参加した当社のスタッフも、子供たちや保護者の方々の姿、この空間にいたことでさまざま感じることがあったようです。
これからも子どもたちの遊び×学びを通して、IT×ものづくりで人とつながることを学びながら、愉しんでコミュニケーションできるような企画、機会を創っていきたいと考えています。
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