4月から新たに一年間、毎月プログラム内容を変えて実施する「キッズクリエイティブ研究所 in 渋谷 supported by mixi こどもとおとなワークショップ」、今月は2万個の紙コップを使った「造形プログラム」です。
当日は未就学児の子ども達とご家族、保護者20名ほどがお見えになり、会場内に積み上げられた紙コップ2万個を使って、体を動かしながら重ねたり、並べたり、積み上げたり、考えて工夫して、みんなで協力して大きな作品をつくっていきます。
ワークショップでは、子ども達も大人も当日初めて会った方々ばかり。「初めまして」のご挨拶の後は、ワークショップを安全に愉しく行うための「会場内でのお約束」、会場となっている「ミクシィについて」や、当社が「こどもとおとなワークショップ」をサポートしている理由などについても毎回お伝えしています。
冒頭のお話の後は、実際のプログラムへ。
まずは、一人ひとりが紙コップ20個を選んで、縦、横、高さなど、思い思いの形に並べてイメージを膨らませていきます。その後は親子が一緒になって、ペアワーク。
どちらかが会場に寝転んで好きなポーズをつくり、もう一人は寝転んだポーズを辿るように、からだのラインを紙コップで並べていきます。からだ全体のラインを紙コップで囲んだら起き上がり、人型の「抜け殻」の完成です。
その後は紙コップを好きなだけ使って、親子でものづくり。
紙コップというプレーンなものを使って、意味あるもの(造形)を作っていきます。親が作っている造形に触発されて、何かアイディアがひらめいたり、刺激を受けて作っていく子ども達。
会場内の景色も、子どもと大人の作品の力で次第に変わっていきます。
作品づくりの途中では、紙コップの造形が崩れたり、壊れたりする場面もありますが、そのような時は大人が残念がって声をあげるのではなく、「形あるものは壊れたり、なくなってしまうもの」ということを子ども達に伝えながら、また一緒に挑戦して作っていくことも大切です。
会場が造形で埋め尽くされてきたら、参加者全員で手を止め、お互いが作ったものを俯瞰で見たり、会場内を探検したり。
そのような時間は子ども達にとっても、新たな発見やコミュニケーションが生まれる場になったようです。
今回のワークショップに参加された保護者の方々からは、以下のようなお声が届きました。
「「子どもの自由な発想力」と、グループのなかで、愉しく「自分のことを表現する機会」につながることを期待して参加しました。」
「大人も、子どもと一緒になって考える体験もできました。」
「子どもによってさまざまなカタチを作っていて、子どもにとっても発見が得られた。」
「普段、目にしないような数の紙コップを、普段とは違う使い方で用いる子どもが(大人も)とても楽しめていました。」
「企業や大学と一緒に場を提供していただいているので、大人も初めて訪れる場所が新鮮で楽しいです。」
「大人と一緒にヒントがあるところも楽しい。」
「子どもが、ダメと言われずに自由にできて楽しそうでした。」
ミクシィでは、『親子の絆』や『コミュケ―ション』、『つながり』を育みながら、『子ども達の世界観を広げるような体験をしてほしい』という思いから、さまざまなプログラムを通じて「親子、子どもどうし、大人どうし」が同じ空間で時間を過ごして考えたり、挑戦したりする、「こどもとおとなワークショップ」を行っています。
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