神奈川障害者職業能力開発校は、身体または知的障害のある方に、職業に必要な基礎的知識と技能を習得していただくための職業訓練を行っており、職業能力開発促進法に基づいて国が設置し、神奈川県が運営する職業能力開発施設です。
この度はご依頼を受け、訓練生100名の方々に向けて、ソーシャルメディアを利用するうえで知っておいてほしいコミュニケーションルールやマナー、コミュニケーショントラブルが招くネガティブ事例についてお話させていただきました。
講演当日は、聴覚に障害のある訓練生のために手話通訳の方2名がついてくださり、代わる代わる交代しながら、内容をお伝えいただきました。
後日、学校長からは、以下のお手紙をいただきました。
「訓練生は、ソーシャルメディアに対する意識が一層高まり、理解を深めることができました。私ども職業訓練指導員も今回の講演の内容を活かしながら、これからも職業能力開発に向けて一層の努力を続けてまいりたいと思っております。」
障害者職業能力開発校での講演は初めての機会でしたが、さまざまなご事情を抱えながら歩みを進められる訓練生にとって、講演がこれからの彼らの人生を後押しする一助となり、歩みの先に広がる世界が、開かれた社会となることを願います。
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