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地域社会との共栄
2024.09.04

夏休みの中学生向けプログラミング講座「MIXIのエンジニアが教える★Unityゲーム制作ステップアップ講座★」を開催しました

2024年8月17日に、夏休みの特別カリキュラムとして、中学生向けプログラミング講座「MIXIのエンジニアが教える★Unityゲーム制作ステップアップ講座★」を開催しました。
(※8月16日は、台風の影響により中止)

本講座は、全国の小中学生を対象としたプログラミングイベント「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクトpresentsプログラミングサマーキャンプ2024」の一環として開催しており、今年で6回目を迎えました(詳細はこちら:https://mixi.co.jp/news/2024/0716/33717/)。今回は、全国のUnityを学びたい学生をMIXI本社に招待し、MIXI現役エンジニアがオリジナルのカリキュラムを用いて直接指導しました。参加費は無料で、今年は22名の方にご参加いただきました。

本講座で学ぶUnityエディタは、ユニティ・テクノロジーズ社が開発・提供するリアルタイム 3D 開発プラットフォームです。世界中のプロクリエイターから、プログラミングを学びたい学生まで、幅広いユーザーが利用しており、簡単なゲームからハイクオリティの映像まで、スキルとアイデア次第でざまざまな作品を作ることが可能です。ゲーム開発や映像制作を通してプログラミングを学べるということもあり、これから取り組み始める学生たちも興味を持ちやすい題材です。

■ゲスト講演「ゲームだけじゃない! 広がるUnityの世界」

講座に入る前に、ユニティ・ テクノロジーズ ・ジャパンのシニア・アドボケイト 簗瀬洋平さんに、Unityについて解説していただきました。アドボケイトという職種の解説から、ご自身が関わられたゲームの紹介や最近仕事で取り組まれていること、またUnityはゲームだけじゃなく建築や自動運転のシミュレーションなどでも多く使用されていることなどをお話しいただきました。また、Unity社が開催している「Unityユースクリエイターカップ」についても紹介、小中学生でもクオリティの高いゲーム作品が作れることをお伝えし、参加者たちも真剣な様子で話を聞いていました。

■いよいよUnity体験開始! 基礎から応用まで盛りだくさん

今回の参加対象者は「プログラミングとゲーム開発とUnityに興味がある全国の中学生」。プログラミング経験者はもちろんのこと、Scratch(スクラッチ)などのビジュアルプログラミングだけはやったことがある人、さらには全くプログラミングをやったことがない人もいるため、まずは基礎から学んでいきます。TPSゲームを例に、ゲーム作品に仕立てるために必要な内容を抽出するところから、システム機能として項目整理をして解説。プログラムやUnityの機能として結びつくように「コンポーネント」や「マテリアル」といったカギとなる要素と用語を解説したのち、テキストで挙げる課題に添ってオブジェクト作成や重力の付与、弾丸の発射装置などを作りながら実践的に操作方法を学びます。


今回の講座特製のテキストを読みながら、どんどんで進めていく人もいれば、手をあげてMIXI社員に質問する人もいたり、自分のペースで進めていきます。

最後は、本イベント用に配布した「講師オリジナルサンプルTPSバトルゲーム」を使った課題に挑戦する、というところで終了時間となりました。時間いっぱいまで全員でサンプルゲームを動かして、Unityで作られた本格的なゲームが手元のコードで動いていることを実感して、その可能性を体験しながらプレイに盛り上がりました。
その後取り組む予定だった課題として、サンプルゲームを拡張してUnityとプログラミングの操作でゲームプレイの機能を自分で呼び出しながらステージデータ作成する「オリジナルゲームステージ作成」や、練習したオブジェクト作成を生かして「オリジナルフィールド作成」など、複数の課題を用意しており、これらをいつでも取り込める「Unityカスタムパッケージ」とテキストを配布しました。
それぞれの課題は習熟度によって進み具合が異なるため、中には限られた時間の中で作りきることは難しかった人もいるものの、今回配布したゲームデータは家に持ち帰って続きに挑戦することができるため、引き続き家でも学習を続けていただけます。

< 参加者の声 >
・初めはうまくいかなかったが、コツをつかむとうまくでき、とても勉強になったため今後もこのような事に参加する機会があったら進んで参加をしたい。
・わかりやすく楽しくできてかなりunity初心者の自分でもできてよかったです。
・すごく楽しめた。そして今後はプログラミングだけでなく、ネットワークやセキュリティなどや電子回路などの系統の物もやってみたい。

< 保護者の声 >
・参加できて楽しかったとのことでした。また機会があれば参加し勉強したいと前向きだったのが良かったです。
・本格的なゲームエンジンに初めて触れることができ、刺激になったようです。
・今回の学びが今後どのようなかたちで発揮できるのか楽しみです。
・充実していたようで、40分ぐらいの体感で3時間があっという間に過ぎていったと感想を述べてました。

MIXIは今後も、次世代を担うIT・デジタル人材の育成を推進してまいります。

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