ー消費増税まであと1か月、増税がコミュニケーションに与える影響とお金にまつわる人間関係の実態を調査ー 「ミクシィ コミュニケーション白書」第5弾 お金とコミュニケーションに関する調査
友人や家族など親しい人同士のコミュニケーションをテーマにしたサービスの提供に取り組んできた当社は、コミュニケーションの視点から現代社会の実態に迫り、人々のより良い未来を考えるきっかけづくりのため、定期的に様々なテーマでの調査を行い「ミクシィ コミュニケーション白書」として発信しています。
10月1日に実施される消費増税まであと1ヵ月。節約志向が高まると予想される中、増税によるお金の使い方への意識の変化、家族や友人、恋人、職場の同僚とのコミュニケーションに与える影響を調査しました。また、お金をめぐる人間関係の実態も明らかに。日本人はお金の話を避けがちと言われますが、本調査が、お金にまつわるコミュニケーションについて考えるきっかけになればと思います。
<調査トピックス>
■ 軽減税率制度を正しく理解できている割合は3%⁉ 適用品目の正しい理解はまだまだ。多くの人が増税へのネガティブな意見について話しており増税反対の意思が根強い一方で、消費税の使い道を説明した上での賛否では「賛成」が半数以上に。
軽減税率制度について、具体的な品目7つを挙げて適用・非適用をたずねたところ、すべて正しく答えられた人はわずか3%だった。消費増税についての会話の内容は「増税に対しての反対意見」が最多。一方で、消費税の使い道を説明したうえで増税の賛否をたずねたところ、半数以上の人が「賛成」と回答。
■ 女性は男性よりも多くの項目で節約意向が強い。既婚者は家族とのコミュニケーションでお金を節約する傾向があり、既婚者の8割以上が増税以降、国内での旅行を控える意向。消費増税の影響は特にファミリー層で大きくなる模様。
増税後、家族とのレジャー費を抑える傾向は未婚者よりも既婚者で高い。さらに、今回の消費増税を機に普段家族で行っているレジャーのうち、海外旅行は約7割、国内旅行は約8割、「日帰りでの遊園地や動物園など入場料のかかるレジャー施設」へのお出掛けも約7割の人が控えると回答。
■ お金と夫婦のコミュニケーションの実態。家計について話している家庭ほどお金が貯まりやすいことが明らかに。パートナーに収入を教えあう割合は高いが、女性の10人に1人が500万円以上相手に内緒でお金を貯めている模様。
家計について話している家庭は65.8%。「よく話す」家庭の収入に占める貯蓄の割合は「全く話さない」家庭の2倍になることが判明。パートナーに自分の収入を知らせている人は、男性が81.0%、女性が76.5%という一方で、内緒の「へそくり」があると回答した人が男女ともに3~4割近くに上る。
■ 友人・知人とのお金に関するコミュニケーションの実態。自分の収入を教えたことがある人24.4%。男性は収入を「盛り」、女性は「逆盛り」して人に話す傾向。
友人や知人に自分の収入を教えたことがある人は24.4%。そのうち約8割が「正直に教えた」一方で、実際の収入より「多く教えた」人は男性が11.9%、女性が6.4%と、男性は女性の2倍近い数値に。逆に「少なく教えた」人は男性(9.9%)より女性(14.9%)が多かった。
■ 軽減税率制度を正しく理解できている割合は3%⁉ 適用品目の正しい理解はまだまだ。多くの人が増税へのネガティブな意見について話しており増税反対の意思が根強い一方で、賛否では「賛成」が半数以上に。
■ 女性は男性よりも多くの項目で節約意向が強い。既婚者は家族とのコミュニケーションでお金を節約する傾向があり、6割以上が増税以降、国内での遠出を控える意向。消費増税の影響は特にファミリー層で大きくなる模様。
■ お金と夫婦のコミュニケーションの実態。家計について話している家庭ほどお金が貯まりやすいことが明らかに。パートナーに収入を教え合う割合は高いが、女性の10人に1人が500万円以上相手に内緒でお金を貯めている模様。
■ 友人・知人とのお金に関するコミュニケーションの実態。自分の収入を教えたことがある人24.4%。男性は収入を「盛り」、女性は「逆盛り」して人に話す傾向。
一方「少なく教えた」割合は男性(9.9%)より女性(14.9%)が多く、理由としては「付き合いが増えるのが嫌だから」(40代、女性)、「少なめに伝えていた方が、楽に話が出来るから」(40代、女性)、「相手にどんな感情を持たれるか不安だから」(30代、男性)、など、今後の相手との関係性に影響することを懸念している様子が見てとれます。
【「ミクシィ コミュニケーション白書」実施の背景】
ミクシィは創業以来“コミュニケーション創出カンパニー”として、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」といった友人や家族など親しい人と楽しめるサービスを提供してきました。これら2つは、いずれも家族・友人・知人間の「バイラルコミュニケーション」によって指数関数的なユーザーの増加を引き起こす特徴を持たせたサービスであるという共通点があります。これからもミクシィは、事業ドメインを「コミュニケーションサービス」と定義し、「バイラルコミュニケーション」の設計力を生かせるサービスの創出に取り組んでいきます。
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