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お知らせ
2021.01.01

2021年 新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2020年は、社会全体が新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた一年となりました。当社では3月に約9年ぶりとなる本社オフィスの移転を行いましたが、同じタイミングに新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、働き方を転換せざるを得ない状況となりました。
しかし、リモートワーク導入など継続的なサービス提供を行う体制をいち早く構築し、業績も向上することができました。現在はリモートワークとオフィスワークを融合した新しい働き方「マーブルワークスタイル」にトライし、それぞれの良いところを活かして成果を出していくチャレンジもしています。
また6月には、東京証券取引所マザーズ市場から市場第一部へ市場変更いたしました。改めて、これまで当社をご支援くださいましたすべてのステークホルダーの皆さまに心より感謝申し上げます。

東証一部への市場変更に合わせて、当社は新たに中期経営方針として「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を掲げ、事業においては「モンスターストライクのリバイブ」と「公営競技関連事業の更なる成長」に注力しています。今年も昨年以上に大きな成果を残せるよう、様々な施策に取り組んでまいります。

■ 公営競技関連事業を力強く推進。新たなチャレンジを通じて地方創生に貢献します。

昨年のコロナ禍でスポーツ業界は大きな影響を受けました。しかし公営競技については無観客でも開催され、オンラインでの配信・販売を通じてコロナ禍でも影響が少ない領域です。
当社は昨年6月に新感覚の競輪ライブエンターテインメント「TIPSTAR」の提供を開始しました。今までにない圧倒的に簡単な競輪の楽しみ方を提供することで、20~30代の若い世代や女性など新たな顧客を獲得しています。今年は更なるサービスの拡充を計画しており、より大きく成長していけると考えています。
また、当社グループ会社のチャリ・ロトにおいて昨年より玉野競輪場の包括運営事業者、富山競輪場の施設所有者として競輪場運営も行っておりますが、今年はさらに新たな取り組みにチャレンジしていく予定です。当社の持つインターネットの技術を活用し、公営競技において新たな顧客を獲得することで、地方活性化と地方創生にも貢献してまいります。

■ 「モンスト」を多くの方に長く愛されるサービスへ。更なるユーザーサプライズを仕掛けます。

モンストにおいても昨年は、映画の公開延期や大規模オフラインイベントの開催中止など、新型コロナウイルスによる大きな影響がありました。しかし、人気IPとのコラボや魅力的なキャラクターの提供、オフラインイベントをオンラインに切り替えて成功させるなど、コロナ禍でもユーザーの熱量を高める施策を行った結果、2クォーター連続で前年同期の売上高を上回ることができました。
モンストは今年で8周年を迎えますが、ユーザーに驚きと喜びを感じてもらえる様々な施策を行うことで、引き続き成長の余地があると考えています。まだモンストをプレイしたことがない方、すでにお楽しみいただいている方含め、全ての方に長く愛され続けるモンストを目指して、今年も“サプライズ”を提供できるよう、新しい取り組みを行っていきます。

2021年も当面、新型コロナウイルスの影響は続き、人々が大きなストレスを抱える状況は継続すると考えられます。そんな環境において、家族や友人と一緒に楽しめるコミュニケーションの場を提供し、世の中を元気づけていくことが、当社の使命だと考えています。今年もグループ一丸で、皆さまの想像や期待を超えるコミュニケーションサービスの創出に挑戦してまいります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長
木村 弘毅