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REPORT

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン
2026.09.02

神山まるごと高専のMIXI奨学生4名がMIXI本社にて「ライブ演出デバイス」制作を体験しました

株式会社MIXIは、2026年8月27日(木)・28日(金)の2日間、神山まるごと高等専門学校のMIXI奨学生2,3期生合わせて4名に対し、ハードウェアとソフトウェアの開発の機会を提供しました。

今回の取り組みのきっかけとなったのは、2026年7月に開催された当社主催イベント「DREAMDAZE Ⅳ」です。会場で使用されていた「ライブ演出デバイス」に興味を持った学生の「学園祭でも使ってみたい」という声により、当社執行役員 CTO の吉野 純平が企画しました。

2日間で学生たちは、電子部品の調達やはんだ付け、開発環境の構築、プログラムの書き込みを体験。さらに、生成AIを活用してコードを改良し、自分たちのアイデアを形にしました。

■秋葉原で部品を調達し、自分たちの手でハードウェアを制作

8月27日は、まず秋葉原を訪れ、制作に必要な電子部品や工具などの調達を行いました。

学生同士で役割を分担したうえで、それぞれが店内を回りながら材料を探しに行きました。普段は通販で購入することが多い電子部品を実際に手に取り、大きさや形状、種類の違いなどを確かめながら、必要な材料を揃えていきました。

その後、MIXI本社にて安全に関連する講習を受講したのち、SHIBUYA QWSへ移動し、吉野が事前に制作した基板に、購入した電子部品をはんだ付けしました。細かな部品の向きや取り付け位置を確認しながら作業を進め、学生それぞれが自分で扱うハードウェアを組み立てることができました。

部品を買うところから実際に組み立てるところまでを一続きで経験することで、普段プログラムを書く際には意識する機会の少ない、ソフトウェアが動作する「ハードウェアそのもの」への理解を深めました。


[写真:CTO吉野の指示の元、はんだ付けをする学生たち]

■開発環境を構築し、実際にプログラムを書き込む

8月28日は、前日に制作したハードウェアを実際に動かすためPC上で開発環境の構築を行い、プログラムの書き込みやコードの改良を行いました。

学生たちは必要なツールやライブラリなどを準備した後、ハードウェアへプログラムを書き込み、実際に動作するかを確認しました。

開発環境の構築やプログラムの書き込む際、設定の不備や入力したコードの間違いによって想定通り動作しない場面もありましたが、学生たちはエラーが出るたびに内容を確認し、一つずつ原因を切り分けながら修正を進めました。

単に用意されたプログラムを実行するだけではなく、「なぜ動かないのか」「どこを変更すれば動くのか」を考えながら、実際にデバイスが動作するところまで取り組みました。


[写真:MIXI本社会議室にて実際にハードウェアにプログラムを書き込む様子]

■生成AIとともに、自分たちが作りたいものへ

基本的な動作を確認した後は、生成AIを活用しながらプログラムに思い思いの改良を施しました。

同じハードウェア、同じプログラムを出発点としながらも、このデバイスを「どのように動かしたいか」「どのような場面で使いたいか」を学生自身が考え、AIとの対話を重ねながらコードを書き換えていきました。

AIから提示されたコードをそのまま使用するのではなく、実際にハードウェアへ書き込み、動作を確認し、必要に応じてさらに修正するという工程を繰り返しました。その結果、同じものから制作を始めても、学生によって着目する機能や改良の方向性に違いが生まれ、それぞれの興味や発想が反映されたハードウェアへと発展させました。

また、一つの決まった用途だけではなく、コードを書き換えることでさまざまな場面に対応できることも、ソフトウェアによってハードウェアを制御する面白さの一つです。学生たちは今回の制作を通して、アイデアを実際に動くものへと変えていく開発のプロセスを体験しました。


[写真:AIと対話しつつ、改良に取り組んでいる様子]

〈参加した学生の声〉
・DREAMDAZE Ⅳでの演出を見て、学園祭でも使ってみたいと軽く言った一言から、実際に企画していただきました。秋葉原での部品選びからはんだ付けまで普段なかなかできない体験を通して、楽しみながらたくさん学べた濃い2日間になりました。

・普段はWebサイトを中心に制作しているため、ハードウェアそのものを自分たちの手で組み立て、さらにそこから自分なりに機能を発展させていく体験はとても新鮮でした。ソフトウェアだけでは得られない、実際に手を動かしてものを作る面白さを感じることができ、とても楽しかったです。

今回の取り組みは、7月の「DREAMDAZE Ⅳ」で生まれた学生の声から始まり、部品の調達、組み立て、プログラムの書き込み、そして自分たちなりの改良へとつながりました。ハードウェアからソフトウェアまでを2日間で横断することで、学生は「思いついたものを、自分で動くところまで作り切る」というものづくりの流れ全体を体感しました。

当社は今後も、学生との交流を通じて、技術に触れるだけではなく、自ら考え、試し、ものづくりにつなげる機会を提供してまいります。


[写真:MIXI本社で記念撮影をする学生たちとCTO吉野]

<本レポートはMIXI奨学生が作成した原稿をもとに、当社が一部編集したものです>