サステナビリティ SUSTAINABILITY
FC東京の地域貢献活動
当社グループの東京フットボールクラブ株式会社が運営するプロサッカークラブ「FC東京」では、首都・東京をホームタウンとするクラブとして、長期的な視点から「都民のための地域密着型Jリーグクラブ」づくりを目指しています。社会のハブとして、ファン・サポーター、地域、企業など多くの仲間と連携し、「もっと前向きなエネルギーにあふれる街に」「もっとあたたかいサポートに包まれる街に」「もっとクリーンな空気や自然に恵まれた街に」の3つの柱を軸に、様々な活動を推進しています。これらの取り組みを通じて、FC東京のソーシャルステートメントである「わたしたちのくらしの未来につながるゴールを」の実現を目指しています。
もっと前向きなエネルギーにあふれる街に
老若男女を問わず、東京で暮らす人々が心身ともに健康で活力に満ちた生活を送れるよう、運動の機会の提供や地域社会とのつながりを通して、チャレンジ精神や遊び心、成長への意欲を促進します。
地域の子どもたちに向けた取り組みとしては、都内の小学校にてサッカーの指導を通じて子どもたちの健康促進や自主性を育てることを目的とした「キャラバン隊」や、都内保育園・幼稚園にて身体を動かす楽しさなどを伝える活動「キッズ巡回」を実施しています。また、高齢者を対象とした自治体の介護予防施策の一環として、FC東京トレーナーの指導のもと、サッカーの動きを取り入れた「体操教室」や、 知的発達障がいのある方を対象に「あおぞらサッカークリニック」を定期開催しています。

「キャラバン隊」

「あおぞらサッカークリニック」
もっとあたたかいサポートに包まれる街に
誰ひとり取り残すことなく、お互いを認め合い助け合える社会の構築を目指し、多様な個性への理解を深め、交流を育むことで、リスペクトにあふれたコミュニティづくりに貢献します。
年齢や性別、障がいの有無を問わず誰もが一緒に楽しめるよう開催している「インクルーシブフットボール体験会」では、ボールを使った活動や、体を動かすさまざまなプログラムを通じて、多様な個性を尊重し合う機会を創出しています。
また、社会復帰を目指す若者たちが希望を持って再出発できるよう、対話や交流を通じて支援する「HIGH HOPEプログラム」を多摩少年院にて実施しています。このたび、本プログラムは「2025 Jリーグシャレン!アウォーズ」※において、全国58クラブの活動の中から、地域の社会課題に挑戦する取り組みに対して贈られる「ソーシャルチャレンジャー賞」を受賞しました。
※「Jリーグシャレン!アウォーズ」は、全国のJクラブによる社会連携(シャレン!)活動の中から、特に社会に広く共有すべき取り組みを表彰する制度。主催:公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、後援:スポーツ庁

「インクルーシブフットボール体験会」

「多摩少年院でのHIGH HOPEプログラム」
もっとクリーンな空気や自然に恵まれた街に
私たちが心地よく暮らすだけでなく、未来の世代にもクリーンな東京を引き継ぐために、環境への負荷を減らす取り組みや農業への着目など、持続可能な社会や生活環境の実現に取り組んでいます。
地域の清掃活動として、競技性を取り入れたごみ拾いイベント「スポGOMI」を実施し、楽しみながら街をきれいにする機会を創出しています。また、家庭で余った食品を必要とする人々へ届ける「フードドライブ」を実施し、食品ロスの削減と地域支援を両立する活動を行っています。

「スポGOMI」

「フードドライブ」